日誌

「サッカー部」 総体支部予選 及び U18 E1 第4節結果報告①

①    4月29日(土) 対 合同(三郷・三郷工技・吉川美南)

                                                        2-0(0-0)(2-0)

②    5月3日(水)   対 越谷総合        4-1(0-1)(4-0)

③    5月6日(土)   対 三郷北            1-1(0-1)(1-0)(0延長0)(1PK3)

E1④5月14日(日)対 春日部東       1-2(1-1)(0-1)

 

総体予選は色々な意味で厳しい試合になると思っていましたが、残念な結果となってしまいました。

現時点では2年生が中心のチームで個々の甘さ・未熟さが少なくありません。新人戦から多少の改善・成長があったと思っていましたがまだ甘いのだと現実を突きつけられたと痛感・反省しています。

私自身も勝負の「勝つ」難しさを改めて感じていますし、選手個々も同様だと信じています。

 

やり方は様々です。いくらでもあります。

しかし、どんなやり方でも基本は一緒です。

基本無くして、応用は効きません。

例えば、ポゼッションはパスを回すことが目的ではありません。

点を取るために、ゴールに近づくためにボールを回す・動かすのです。

ゴールを、シュートを意識しなければ意味はありません。

ダイレクトプレーのためのポゼッションです。

 

個人的には「シンプル イズ ベスト」

如何に簡単に、単純にプレーするかが大事だと思っています。

一本のパスでシュート・得点に繋がれば一番だと思いますが、そう簡単に行かないので工夫が必要なのです。

試合でボールを落ち着かせる、支配率を上げる、相手をリアクションにするやり方の中の一つ、主導権を握る、流れを整えるために、使い分けなければいけないのです。

 

話を変えます。

一緒にプレーして上手いと思った選手を振り返ると

「無駄が無い」「判断が早い」

技術的には上手いのにサッカーが下手な選手は

「無駄が多い」「判断が遅い・底が浅い」

ポジショニングと身体の向きに現れると思っています。

正しいポジションだと最短でプレーできます。

身体の向きが良いと良いタイミング(判断)でプレーできます。

常に首を振り、観て・確認し、ゴール・シュートを意識・狙っている選手は油断できず、嫌だったことを思い出します。

 

後、試合で二度と同じ場面は起こりませんが、似た場面は起こります。

私が高校生の大昔、あるプレーで怒られました。別の試合で注意された様にプレーした所、また怒られました。

当時の自分は『???』です。

言われた通りに、注意された様にプレーしたのになぜ怒られるのだと頭に来たことを覚えています。

更に後の試合で最初の様にプレーしたところ今度は褒められました。

情けない話ですが、ここでやっと気付きました。

プレーを怒られていたのではなく、判断を怒られていたのだと

 

また違う話ですが、ジェフ市原で監督をやられた永井さんとプレーをしたことがありました。

動き出しのタイミングと狙うポイントが絶妙でパスを出しやすく、自分が上手くなったと錯覚したことを覚えています。

無駄に、無意味に動く選手は合わせにくい、ロングランでDFを振り切る方法もありますが、レベルが上がると走らされるだけで効果は薄くなります。

何時、何処へ、誰と、、、このタイミングが大事です。タイミングが悪いと出しづらい、出せません。

(逆に、このタイミングで、このポイントに出してくれないとダメだということもあると思います)

このタイミングの駆け引きがオフの勝負ではないでしょうか?

だからオフのバトルは視野のバトルと言うのだと思います。

少しのタイミングのずれが、プレーの良し悪しを変えてしまうのです。

リズムを整える・崩す、タイミングを合わせる・外す、タイミングを逃さない・与えないことも試合の要素なのです。

感覚で終わりにしている選手が多いと思います。しかし、ここを狂わすだけで半減は大袈裟ですがかなり落とせます。感覚でプレーしている選手の場合、かなりの確率で自滅させることができました。

 

基本から考えてプレーする。

ゴールから逆算してプレーする。

 

言うは易し行うは難し

 

頑張りましょう。

 

長くなってすみません。

二つに分けます。