日誌

【サッカー部】令和3年度 夏休みまでを振り返って

夏休み最後に中二日の3連戦、7月末より厳しい日程です。

夏休み中のスケジュールも新型コロナの関係で大幅な変更、不十分な強化になってしまいました。

しかし、この状況だからこそ各チームの本当の力が良くも悪くも現れてくると思います。

大雑把ですが「質を高める・求める」・「個を鍛え・高める」この二つを例に考えると、後者をベースとするチームの場合、コロナによる活動制限は大きなマイナスになるかもしれません。

 

 

「中途半端なテクニックはパワーに駆逐される」

テクニック = 技術+判断

パワー   = 筋力+速度

パワーで技術・判断を潰し・奪うプランを採っているチームは少なくありません。

テクニックをパワーで補うやり方も間違っていないと思います。

しかし、、、

テクニックを発揮するためのパワーであるべきだと(個人的に)思います。

 

大人のサッカーは45分×2の90分です(U18支部1部までも)。

誰が考えたのか?絶妙な時間です。

体力、有酸素、無酸素、持久力、集中力、根気、本気、やる気、気持ち、、、

様々な言葉・要素がありますが

トーナメントは40分ハーフ、ハーフの5分、トータル10分は大きな違いです。近年はアディショナルをしっかりとるのでハーフが50分を超えることも珍しくありません。

体力や集中力等様々な要素を自覚し、仲間と確認し、試合の流れを考え・整えながらプレーしないと持ちません。ただ頑張るだけ、上手いだけでは勝ちきれないのです。

パワーに頼って90分間戦うことは不可能だと思います(個人的に、特に夏)。

戦略的に時間帯を考えた選手交代をすればパワーを生かせるかもしれませんが、基本がしっかりしたチームに何度も通用するとは思えません。

 

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

相手がいてこその「ゲームプラン」です。基本的な戦い方(相手に関係なく)をベースに相手と自分たちを比較し戦略を練る。

「オフザボール」

90分のほとんどは「オフザボール」です。一人が試合中にボールを保持する時間は2~3分程度です。残りの87~88分が重要であり、「オン」は「オフ」で決まります。

「オフ」から「オン」で何を狙っているか?「オフの連携」から各チームの意図・狙いが観えてくるのですが、ボールの動かし方が個人の能力頼み、2人の関係が主で3人目の動きがプア、局面で勝ったか負けたかがほとんど(現状、越谷西もその1つです)でグループ止まりのチームが目につきます。

直接対戦した中でグループ・3人目の動きの連動性等、「オン・オフ」共にレベルの違いを感じたチームは前期、各トーナメントを通してレッズⅡ位だったと思います(直接観た中では立教新座の質は高いと思います)。

当たり前のことですが相手より技術が上回ればボールを保持し、下回れば持たれます。

ボールを保持している場合、相手は守備を整え・連携しながら奪いに来ているのか?局面は有利で、ボールを追い・ゴールに戻りながらの守備になっているのか?根本的に「リアクション」かどうかを見極めて試合を進めることが重要になります。

後者の場合は明確ですが、前者でもリアクションの場合は徐々に疲弊していきます。集中力や体力は20分前後でデットポイントを迎えることが多く、ほとんどの場合この時間帯から連携が乱れ、プレッシャーが甘くなり始めます(飲水前後はチャンスです)。自信をもって慌てず、辛抱強くプレーしていれば必然的に流れは落ち着くのです。

同じように見えても「後の先」を理解している選手・チームであれば、2つ・3つ先を予測・連携しながら奪いにくるので、そのポイント・タイミングを外して連携を乱す必要があります。

ボールを保持している場合は連携を乱し、如何に「リアクション」にするか?「後ろ向きの守備(重心を後方に)」に出来るかが重要になるのです。

持たれてしまった場合はどうでしょうか?

サッカーに優勢勝ちはありません。9割9分持たれても、20~30本シュートを打たれてもゴールに入らなければ0点、逆にシュート1本でも入れば1点です。

私はGKだったので余計に思うのですが、良い状態で打たれなければさほど怖くありません。少し寄せて、コースを切ってくれるだけで止めやすく・読みやすくなるからです。

仲間と連携しながら、相手から少しづつ判断・出来ることを制限・奪い、最後にはこれしかできない状況にして奪う、または打たせて取る。余裕があれば1番効果的なタイミング(何時・何処)で奪い、得点に繋げれば同じ1点でもダメージは2倍・3倍になります(この場合は持たれるというより持たせるイメージですが)。

後、ボールを持たれているということは、1対1で不利・分が悪いということですから効果的に2対1を作らなければなりません。そのためには、タッチラインとオフサイドゾーンを活用すると同時にGKとの連携が必要です。GKも含めてボールを奪い、攻撃に繋げる。GKが攻撃の第1歩にならなければいけないのに、GKがカウンターチャンスを簡単に逃しているチームが多く、6秒を活用し攻撃しているチーム・選手が埼玉にほぼ見当たらないことが残念です(直接見た中で良いと思った選手は正智深谷のGK位です)。

 

以前書きましたが、2・1(壁パス)が決まるか?決められるか?が力加減のバロメーターだと思っています。

攻撃では要所でチャレンジするべきだし、守備面ではやらせてはいけません。

この辺りも判断の要素に入れて、ゲームコントロールできるようになるといいのですが、、、

 

適当に好き勝手に書きましたが、

U-18 S2BLの前期や関東・総体予選、夏休みと通してきて、選手権予選ベスト8以上の達成を本当に願っています。組合せもありますが、それに相応しい力を持っていると思います(選手はもっと高い目標を持っているかもしれませんが)。

関東・総体予選のベスト16はまぐれではありません。

自分と仲間を信じて頑張ってほしいと思います。

 

越谷西高校サッカー部を応援・支えていただいている保護者・OBの方々、進学候補に考えていただいている中学生のみなさんに少しでも良い結果をお届けできるように頑張ります。

よろしくお願いいたします。

 

次回、29日の成徳深谷Ⅱ戦終了後に3連戦をまとめたいと思います。